「イベント当日のお会計、どうしたらいいんだろう」
そんなふうに、開催日が近づくほど気が重くなること、ありませんか?
会場を押さえて、お品物を並べて、ご案内も出して。準備は楽しいのに、お金のやりとりだけは最後まで決まらない。よくあることなんです。
お釣りの用意。誰が何を買ったかのメモ。終わってから、その紙を見ながらパソコンに打ち込む時間。
あなただけじゃありません。
今日は、コミュニティ「あつまれ ももこの森」でご一緒している 横井れい子さん(コーチ) のお話をご紹介します。
7月に開いた作家さんとのコラボイベントで、当日のお会計をどう組み立てて、どうなったのか。「私も同じところで止まってる!」という方の、ヒントになればうれしいです。
*横井れい子さん、お客様の声作成にご協力ありがとうございます
「一人ずつ手入力するつもりでした」── れいこさんが止まりかけていたところ
れいこさんが準備していたのは、手づくりの漆の器を扱う、作家さんとのコラボイベント。会場も決まって、ご案内も出せている。あと少し、というところ。
でも、当日のお会計だけが決まっていませんでした。止まっていたのは、この3つです。
- その場で代金をどう受け取るかが決まっていない。現金だと、お釣りをいくら用意すればいいのかが読めない。
- 誰が何枚買ったかを紙にメモして、あとから自分でパソコンに打ち込むつもりだった。
- 申込みはフォームで集めていたけれど、回答が1件ずつしか見られない。
イベントの日は、きっとバタバタする。そう分かっているのに、いちばん忙しい時間に、いちばん間違えやすい作業(お金と記録)が集中する形になっていたんです。
イベントまでに、いっしょにやった3つのこと
画面を共有してもらって、一つずつ組み立てていきました。
① お支払いのページを、1枚だけつくる
まず、「このお品物を、この金額で買えます」というページをひとつ作りました。
使ったのは、メールを配信する仕組み(マイスピー)と、カードのお支払いを預かってくれる仕組み(Stripe)。この2つをつなぐと、ネットショップを作らなくても、支払いページだけを1枚持てるんです。
お店をまるごと作るとなると大ごとですが、売るものが決まっているなら、ページ1枚で足ります。
② そのページを、QRコード1枚にする
できた支払いページの住所(URL)を、QRコードに変えて印刷しました。当日は、それを会場に置いておくだけ。
お客さまはスマホをかざして、画面に沿って進むだけでお支払いが終わります。主催者は、金額を数えることも、お釣りを渡すこともありません。
「QRコードで払えるって、なんだかあやしくない?」と思った方へ。QRコードは、お店の住所が書かれた紙のようなものです。読み取ると、お支払いのページが開くだけ。カードの番号は主催者ではなく、お支払いを預かる会社へ直接届きます。主催者の手元には残りません。
そして、ここが大事なところです。
QRコードを読み取っても、いきなりお金は動きません。開くのは「お支払いのページ」です。金額を見て、ボタンを押すまでは何も起きません。間違えて読み取っても、閉じれば終わり。こわれませんので、気軽に試してくださいね。
桃子
③ 申込みの一覧が、自動でたまるようにする
最後に、フォームに届いた申込みが自動で表(スプレッドシート)に並ぶようにしました。
1件ずつめくって数えていたものが、上から下に並んだ一覧に。誰が来てくださるのか、当日の朝にひと目で確認できるようになりました。
イベント当日、どうなったか
当日を終えたれいこさんが、こんなふうに話してくれました。
最初は、一個一個入力しようと思ってたんです。
でも桃子さんに教えてもらって、当日はQRコードを置いておくだけになって。
あのQRコードのやつ、すごい助かりました。トレイは完売になったんです。私も二枚買って。
横井れい子さん(コーチ)
みなさん器を、なんか身近に感じてる人が増えた感じがして。
悩んではるのも「どれがいいかな」じゃなくて「どうやって使おうかな」の悩みで。
やっぱり新しいものが増えたら、楽しいですよね。
一人ずつ手で打ち込むつもりだったお会計が、打ち込みゼロに。そして、お品物は完売。
でも、わたしがいちばんうれしかったのは、最後のところでした。
お客さまが悩んでいたのは「どれを買おうかな」ではなく、「どうやって使おうかな」だった。それが見えていたということは、れいこさんがレジ係ではなく、お店の人として立てていたということなんですよね。
お会計を仕組みにあずけたぶん、お客さまの顔を見ていられた。 わたしはここが、いちばんうれしかったです。
「そこまでしなくても、現金でいいのでは?」と思った方へ
もちろん、現金でも開催はできます。小さな会なら、そのほうが早いこともあります。
ただ、現金だと「お釣り」と「記録」が、当日ぜんぶ主催者にのしかかります。数え間違いが一度あると、その日ずっと気になってしまう。あの感じ、こわいんですよね。
それに、あとから思い出して打ち込む作業が、いちばん時間を食います。イベントの翌日って、いちばん疲れている日でもあります。
支払いページを1枚つくっておくと、その2つがまるごと消えます。準備は1回きり、当日は置いておくだけ。 次のイベントでも、同じ形が使えます。
こんな方に向いています
- 対面のイベントやワークショップで、当日その場で代金を受け取りたい 方
- お釣りの用意や、現金を扱うのが不安 な方
- 申込みや売れた数を、あとからパソコンに打ち込んでいる 方
- ネットショップを作るほどではないけれど、この1品だけ売りたい 方
ひとつでも「私かも」と思ったら、それで十分です。
一人で悩まなくて大丈夫
ここでつまずくのは、あなたのせいではありません。 お金まわりの画面は、言葉がむずかしいだけ。できないんじゃなくて、どこから手をつければいいかが見えにくいだけ なんです。
れいこさんも、最初は「一人ずつ手入力するつもり」でした。それが一度の準備で、当日は置いておくだけに変わりました。
あなたのイベントに合う形を、いっしょに整えていきましょう。一人で悩まなくて大丈夫。
まずは、「ももこの部屋」へ遊びにきてくださいね^^


