「アナログかデジタルか、ではなかった」── 手帳が大好きなkaeさんが、3ヶ月でAIを毎日使うようになるまで

04 遊びながら学ぶ・ デジタル活用

「手帳が好きなんです。だから、デジタルはなんだか自分とは違う世界の話に思えて」

そんなふうに感じている方に、今日はひとりのお客様のお話をご紹介させてください。

気学鑑定士の kaeさん。手帳が大好きで、これからも手帳をやめるつもりはない、とおっしゃる方です。

そのkaeさんが、この数か月でGoogleカレンダーとAIを毎日使うようになりました。
しかも、手帳を手放すのではなく、手帳に何を書きたいかが前よりはっきりした状態で。

「デジタルは苦手だけど、ちょっと気になる」
「便利そうだけど、自分の好きなやり方を手放したくない」

そんな方に、そっと届いたらいいなと思って書いています。


kaeさんのこと ── 手帳が大好きな、気学鑑定士さん

kaeさんは、気学の鑑定をされている方です。
ご自身のお客様に「パーソナル開運日」をお届けしたり、講座を開いたり。

そして、大の手帳好き。

わくわくする予定を考えたり、目標を書いたり、振り返ったり。「書く」という時間そのものが好きで、これからも手帳をやめるつもりはありません。

はじめてお会いしたのは、2026年2月16日。
第1回 タイムコーディネート手帳とデジタルログ活用シェア会という、少人数の会でした。

そこから4月にタスクシュート(時間のログを取る方法)を使いはじめて、6月にコミュニティ「あつまれ ももこの森」へ。

ここから、3ヶ月のお話です。


はじまりは「遠い存在に感じる」でした

コミュニティに入ってくださった初日。月曜の朝の手帳会で、kaeさんはこうおっしゃいました。

全然自分ごとに入ってこない

遠い存在に感じる

来月ぐらいに諦めて退会してないか、大丈夫ですか?

初日から、正直に話してくださいました。

これ、実はとても多いんです。
まわりの人が使っているツールの名前が飛び交って、自分だけ置いていかれたような気持ちになる。「入ったばかりなのに、もうついていけないかも」と思ってしまう。

そのときにお伝えしたのは、たったふたつでした。

  • 大丈夫ですよ
  • どこまでやりたいか、kaeさんが決めていい

全部を使えるようになる必要はありません。
最初にやったのは、散らばっている予定を1か所に集めることだけ。
Googleカレンダーに、決まっている予定を入れていくところからでした。

もうひとつ、この日決まったことがあります。
「土日に振り返りをしたいけれど、どうしても月曜になってしまう」というお話から、月曜の手帳会で振り返りをすることに。

できない自分を直すのではなく、できる場所に予定のほうを寄せる。
ここが、あとから効いてきます。


3ヶ月後、自分の議題を持ってくる人になった

8月の終わりの月曜手帳会。
画面をつないだkaeさんの第一声が、これでした。

タスクシュートにつなげ方が聞きたいなと思って参加しました

6月に「遠い存在に感じる」とおっしゃっていた方が、自分の聞きたいことを持って来る側になっていました。

この日つくったのは、毎朝4時に、その日のGoogleカレンダーの予定が、自動でタスクシュートに入っているという仕組み。
画面共有をしたまま、kaeさんご自身の手で組み立てていきました。

途中で、こんなやりとりがありました。

これは毎朝、指示するんですか?

いいえ、毎朝やってね、と一度言っておけばいいだけなんです。

この「一度作れば、あとは勝手に動き続ける」が腹落ちした瞬間が、この日のいちばんの山場でした。

そしてもうひとつ、この日いちばんお伝えしたかったのは、作り方そのものではありません。
私がどうやって、この情報にたどり着いたかのほうです。
(コミュニティーという継続的に話す場があるからこそお伝えしたかったこと)

むずかしそうな記事を見つけたら、中身が分からなくて大丈夫。
その記事のURLをコピーして、AIに貼って、こう言うだけです。

これと同じことがやりたいです。まず読み取って、状況を整理してください。

理解してから始めなくていいんです。
私自身も、はじめて見たときは出てくる言葉の意味が分からなくて、「できるようになったのは分かるけど、手順までは分からない」ところからのスタートでした。


kaeさんが、ご自身のnoteに書いてくださったこと

そして先日、kaeさんがご自身のnoteに、この数か月のことを書いてくださいました。
読ませていただいて、正直、じーんとしてしまいました。

私がTaskChuteを使い始めるきっかけをくれたのは、桃子さんです。

使い方そのものを教えてもらうというより、AIでできることを想像する幅が広がったような感覚です。

「想像する幅が広がった」。
この言葉が、私はいちばんうれしかったです。

そして、記事の中でkaeさんは、こんなふうにも書かれていました。

少し前の私は、手帳で管理する派 vs デジタルで管理する派 のように、どちらかを選ぶものだと思っていたところがありました。でも今は、そうではないと思っています。

デジタルを使うようになったことで、手帳が必要なくなったのではなく、むしろ、手帳に何を残したいのか、が以前よりわかるようになりました。

今のkaeさんの使い分けは、こんな形だそうです。

  • Googleカレンダー:もう決まっている予定を、ひと月ぶん見わたす場所
  • タスクシュート:何にどれくらい時間がかかったかを残して、次の見積もりに使う
  • AI:集計や計算、頭の中の整理を手伝ってもらう(決めるのは自分)
  • 手帳・紙:感じたこと、振り返り、来年の自分への申し送り

おもしろいのは、Googleカレンダーの使い方です。
kaeさんは、ご自身のパーソナル開運日もカレンダーに入れていて、それをご自身のお客様にもお届けしているのだそう。

開運日を知っていても、予定を立てるたびに資料を開いて確認するのは、ちょっと手間ですよね。
でも、いつも見ているカレンダーの中に入っていれば、「せっかくなら、この日に動いてみよう」と自然に選べます。

デジタルが、ご本人のお仕事の届け方まで変えている。
これはもう、私が教えたことではありません。kaeさんが、ご自分で見つけた使い方です。

そして、記事の終わりのほうにあった一文。

便利なものを使うこと自体が目的なのではなく、自分にしかできないことにもっと時間を使うために、デジタルを使う。

そのためにデジタルをとりいれて、そこで生まれた時間や頭の余白を、手帳を開いて考えたり、家族と過ごしたり、これからやりたいことを考えたりする時間に使う。

私がいつもお伝えしたいことを、kaeさんご自身の言葉で書いてくださっていて、うれしくてたまりませんでした。

記事の全文は、こちらから読めます。

手帳好きな私が、GoogleカレンダーとAIを使うようになった理由(kaeさんのnote)


桃子からのひとこと ── 教えるより、「見える」ようにする

3ヶ月をふり返って、あらためて思うことがあります。

デジタルが苦手なのではなくて、「何ができるのか」が見えていないだけのことが、とても多いです。

できることが見えていないと、どう聞いたらいいかも分かりません。
だから「難しそう」「遠い存在」で止まってしまう。

kaeさんに私がしたことは、正直そんなに多くありません。
となりで自分の画面を見せて、「これ、こうやって動いてるんですよ」とお話ししただけ。

そうしたら、想像の幅がふわっと広がって、あとはご自分で進んでいかれました
毎朝の予定も、開運日の届け方も、全部kaeさんが自分で組み立てたものです。

それから、もうひとつ。

デジタルを使えるようになることが、ゴールではありません。
その先に、手帳をゆっくり開く時間や、家族と過ごす時間、やりたかったことを考える時間が増えること。

手帳が好きな人は、そのまま好きでいていいんです。私も手帳好き!
デジタルは、その遊ぶ時間を増やすための味方にすればいい。それだけです。

kaeさん、たくさんのことを見せてくださって、ありがとうございました。
これからも、となりで応援し続けます。


▶ 「私も、ちょっと話してみたい」と思った方へ

kaeさんも、最初から全部やろうとしたわけではありませんでした。
手帳とデジタルログ活用(タスクシュート)の会に参加してくださり初めてお会いし、個別のももこの部屋、そしてコミュニティに入ってみんなの質問からも学んでくださっています。

  • 何から手をつけたらいいか分からない
  • 手帳は好きだけど、デジタルも少し取り入れてみたい
  • まわりに聞ける人がいなくて、止まったままのことがある

60分、あなたの画面を一緒に見ながらお話しします。

相談したいことがまだわからない、整理してなくても大丈夫。
まずはフラッと、「ももこの部屋」へ遊びに来てくださいね。

おいでよ!ももこの部屋(はじめましての方も大歓迎^^)こちら

ひとつできたら、十分です。
一緒に、遊ぶ時間をつくっていきましょう。

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