AIに「やっといて」ってお願いできるの?自動化の最初の一歩

04 遊びながら学ぶ・ デジタル活用

「AIに『やっといて』って、私にもお願いできるのかな…?」

まわりの人が「自動化した」「AIにおまかせしてる」と話しているのを聞くと、なんだかすごいことをしているみたいで、自分だけ置いていかれている気がしますよね。ここ、みんなが同じところで止まります。

でも大丈夫。自動化は、いきなり全部をおまかせにするものではありません。まず1つだけ、小さく始めれば十分です。今日はその「最初の一歩」を、順番にお話ししていきますね。

「AIにおまかせ」は、いきなり全部じゃない

「自動化」と聞くと、ボタンひとつで何もかも勝手に動くイメージがあるかもしれません。でも、実際にやっている人も、はじめは小さな作業を1つだけ仕組みにしたところからスタートしています。

いきなり全部をまとめてお願いしようとすると、説明することが多すぎて、かえって時間がかかります。まずは「いつも同じ手順でやっている作業」を1つだけ選びましょう。メールの定型返信、日報の書き出し、毎回コピーして貼りかえている作業。そんな地味なやつで十分です。

まず自分の手で一度やって、手順を書き出す

選んだ作業を、まずはいつもどおり自分の手でやってみます。やりながら、「最初にこれをして、次にこれをして…」という順番を、頭の中で追いかけてみてください。

そのあと、その順番を紙でもメモアプリでもいいので、箇条書きで書き出します。「①〇〇を開く ②△△をコピーする ③□□に貼る」——このくらいで大丈夫。きれいにまとめようとしなくて平気です。

「そんなにちゃんと書かないとダメなの…?」と思いますよね。むしろ、ざっくり渡したほうがいいんです。AIのほうから「ここは、こうするともっと簡単になりますよ」と提案が返ってきて、手順そのものが整っていきます。

書き出した手順を、そのままAIに渡す

書き出した箇条書きをAIに貼って、「この手順でやりたいです。まず読んで、状況を整理してください」と伝えます。全部を自分で理解してから始めなくて大丈夫です。

手順ごと渡すのがポイントです。1回きりの相談ではなく、「次も同じことをして」と頼めば、何度でも呼び出して使える形(これを「ルーティン」=決まった手順のセット、と呼びます)になっていきます。ここまで来ると、毎回イチから説明しなくてよくなります。

途中で操作を間違えても、こわれません。分からなくなったら、今の画面をそのままAIに見せて「今ここです。次はどうすればいいですか」と聞けば大丈夫。もとに戻せます。

桃子

「自分のこと」を1枚にまとめておく

AIは、あなたの事情を何も知りません。毎回いちばん最初から説明するのは大変なので、「自分のこと」を1枚のメモにまとめておくと、ぐっとラクになります。

たとえば——家族の行事やゴミ収集の曜日、自分のサービス名・料金・内容、お客様はどんな人か、よく使う言葉と使わない言葉。一度書いておけば、次からは「このメモを見てね」と渡すだけで済みます。人にお願いごとをするときに渡す「引き継ぎメモ」と、中身は同じです。

今日はここまでで大丈夫

まずは、「あれ、いつも同じことを打ってるな」という作業を1つ思い出す。今日はこれだけで十分です。

なんなら、パソコンに新しいフォルダを1つ作って、そこにさっきの「自分のことメモ」を置くところからでもいいんです。ここで手が止まる人は、とても多いです。あなたの覚えが悪いわけではなく、最初の一歩が見えにくいだけ。あせらず、ひとつずつ、一緒に進めていきましょうね。

「こんな時どうしたらいいの?」デジタルQ&A

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